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11月26日-01号

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  1. 柏市議会 2004-11-26
    11月26日-01号


    取得元: 柏市議会公式サイト
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    平成16年  第4回定例会(11月定例会)    柏市議会平成16年第4回定例会会議録(第1日)                   〇                            平成16年11月26日(金)午後1時開議議事日程第1号            日程第1 会期の決定        日程第2 会議録署名議員の指名   日程第3 市政一般報告       日程第4 議案(第1号~第17号) 日程第5 休会に関する件                                  本日の会議に付した事件 議事日程に同じ                                出席議員(35名)     1番 渡 部 和 子 君       2番 日 下 みや子 君     3番 宮 田 清 子 君       4番 松 本 寛 道 君     5番 中 島   俊 君       6番 橋 口 幸 生 君     7番 林   伸 司 君       8番 高 松 健太郎 君     9番 中 沢 裕 隆 君      10番 古 川 隆 史 君    11番 小 島 晃 治 君      12番 山 内 弘 一 君    13番 青 木 裕 美 君      14番 平 野 光 一 君    15番 小 林 敏 枝 君      16番 森 田 由 江 君    17番 市 村   衛 君      18番 宮 崎 浩 子 君    19番 田 中   晋 君      20番 山 田 保 夫 君    22番 塚 田 裕 也 君      23番 上 橋   泉 君    24番 山 沢 啓 伸 君      25番 本 池 奈美枝 君    26番 末 永 康 文 君      27番 佐 藤 勝次郎 君    28番 日 暮 栄 治 君      29番 坂 巻 重 男 君    30番 塚 原 珪 子 君      31番 青 柳 直 樹 君    32番 西 富 啓 一 君      33番 山 田 一 一 君    34番 成 島   孝 君      35番 山 中 一 男 君    36番 千 葉 清 志 君                                                欠席議員(1名)    21番 海老原 久 恵 君                             説明のため議場へ出席した者   〔市長部局〕   市  長  本 多   晃 君     助  役  高 野 晴 夫 君   助  役  松 尾 恵美子 君     収 入 役  谷 萩 英 紀 君水道事業管理者  浅 羽 大 嗣 君     総務部長  藤 原 詔 造 君   企画部長  芦 原   隆 君    企画部理事  河 合   良 君   財政部長  関 口 隆 明 君   市民生活部長  落 合 義 昭 君 保健福祉部長  益 田 武 一 君  保健福祉部理事  倉 持   彌 君 児童家庭部長  小 池 守 次 君     環境部長  池 下 和 彦 君   経済部長  会 澤   隆 君   都市計画部長  綿 谷 徹 郎 君 都市緑政部長  岸 本 専 兒 君     土木部長  近 内 信 幸 君  下水道部長  日 暮 正 人 君     消 防 長  小 林   進 君   〔教育委員会〕                             教 育 長  矢 上   直 君   生涯学習部長  池 田 圀 彦 君 学校教育部長  河 嶌   貞 君                     〔選挙管理委員会〕                           事務局長  金 子 耕 三 君                      〔農業委員会〕                             事務局長  根 本   登 君                      〔監査委員及び同事務局〕                      代表監査委員  渡 辺 義 一 君     事務局長  石 井 忠 雄 君職務のため議場へ出席した者   事務局長  鏑 木   明 君   参事兼議事課長  鹿 島 昭 夫 君 議事課副参事  菅 原 孝 弘 君     議事課主幹  高 橋 京 一 君  議事課主事  岩 津 圭 介 君                   〇                      午後 1時開会 ○議長(青柳直樹君) これより柏市議会平成16年第4回定例会を開会いたします。                   〇                      午後 1時開議 ○議長(青柳直樹君) 直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(青柳直樹君) ここで本定例会の招集について市長にあいさつを許します。市長、本多晃君。          〔市長 本多 晃君登壇〕 ◎市長(本多晃君) 本日ここに平成16年第4回定例会を招集しましたところ、議員各位には大変お忙しい中を御参集いただき、まことにありがとうございます。 今定例会には、既に御案内のとおり、柏市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について等議案を提案いたすこととしております。よろしく御審議をいただき、御賛同賜りますようお願い申し上げ、甚だ簡単でございますが、開会に当たってのあいさつといたします。 ○議長(青柳直樹君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。          〔末尾参照〕 ○議長(青柳直樹君) まず、地方自治法第121条の規定による説明員出席要求に対し、当局より説明員の職氏名の通知がありました。 また、平成16年第3回定例会において採択と決しました請願につき、関係当局に対し善処方を要望し、送付しておきましたところ、その処理の経過及び結果について報告がありました。 また、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分についてが報告されました。いずれも各位のお手元に配付の印刷物により御了承願います。 次に、議会事務報告についてでございますが、これもお手元に配付の印刷物により御了承願います。 次に、平成16年第3回定例会において可決した意見書でありますが、地球温暖化防止のための森林吸収源対策に関する意見書については、内閣総理大臣財務大臣、農林水産大臣及び環境大臣あて送付しておきましたので、御報告いたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) 日程に入ります。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月15日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) 御異議なしと認めます。よって会期は20日間と決定いたしました。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において林伸司君及び山沢啓伸君を指名いたします。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第3、市政一般報告を求めます。市長、本多晃君。          〔市長 本多 晃君登壇〕 ◎市長(本多晃君) 平成16年第4回定例会の開会に当たり、市政運営の主要な事項について、その概要を申し上げ、議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。沼南町との合併については、両市町による配置分合の申請に基づき、10月12日の千葉県議会9月定例会における議決、13日の知事決定を経て、11月5日には総務大臣により告示がなされ、合併の効力が生じることになりました。両市町においては、既に合併後の基本計画及び実施計画の策定や予算編成を初め事務事業一元化方針に基づく条例改正などの作業を進めていますが、この告示を受け、平成17年3月28日の合併に向けて啓発事業記念事業などの準備にも着手したところです。今定例会においては、その一環として、合併に伴う組織再編に関する職員定数条例出張所条例の一部を改正する条例案を提出しています。新市の組織は、簡素で効率的な組織を基本とし、新市へのスムーズな移行を確実にするため、部レベルでの改編は実施しません。第二清掃工場の稼働に伴う環境関係や中核市移行のための準備体制の整備など、当面する施策に対応するために必要な改正を行いますが、現在の17部77課の体制については、これを維持することとしています。また、住民の利便性に配慮し、沼南地域には沼南支所及び高柳出張所を設けるとともに、柏駅行政サービスセンターは取り扱い業務を拡大して機能強化を図ります。なお、合併後の職員定数については、280人を増員し、2,870人とします。 さて、我が国の経済は、企業収益の改善と設備投資の増加に加え、個人消費が緩やかに増加するなど、国内の民間需要が着実に増加していることから、景気回復が続くと見込まれます。このような中で、政府は経済財政運営構造改革に関する基本方針2004の早期具体化により、構造改革取り組みを加速、拡大するとともに、デフレからの脱却を確実なものとするため、政策努力をさらに強化することとしています。また、三位一体の改革については、今回政府と全国知事会など地方六団体が補助金削減に関する協議を行っているところですが、各省庁と地方側との溝が埋まらない状況となっています。引き続き地方分権改革の本旨にかなった改革になるよう国に強く求める一方、動向を注視していきます。本市においては、厳しい財政環境の中、平成17年度予算編成作業をスタートしました。予算編成に当たっては、新市における事業を着実に推進していくため、合併による効果を引き出すとともに、一層の行財政改革に取り組んでいきます。今定例会に提出している補正予算については、一般会計では国・県支出金と繰越金を財源とし、庁舎内改修などの合併期日までに整備が必要となる事業のほか、生活保護費障害者支援費の増額、柏駅行政サービスセンター整備事業などについて所要の額を計上しています。 続きまして、前定例会以降の主要な施策や事業について報告をいたします。第1に、市民とともにつくるまちを目指す市民との協働の関連です。市民との協働については、市民との協働に関する指針及び市民公益活動促進条例を10月1日から施行しました。これに伴い、協働に関する啓発パンフレットの作成や市民及び市民公益活動団体を対象とした説明会を行ってきたところです。また、職員向けには、協働事業を実践していく上でのポイントなどを示した協働マニュアルや指針に関する職員用手引などを作成し、協働推進リーダーへの説明会を開催しました。職員の意識向上を図りながら、具体的な事業の中で協働が実践されていくよう取り組みを進めていきます。男女共同参画については、男女共同参画推進計画基本課題である就労、社会参画推進体制に関する評価を行い、結果を公表しました。また、10月23日にはアミュゼ柏において、市民との協働によりシンポジウムを開催し、第1部の基調講演、第2部の分科会とともに盛況のうちに終わることができました。電子入札については、現在国が開発し、地方自治体向けに改良したコアシステムを基本に本市のシステムを構築し、先般テスト稼働を実施したところです。去る11月10日には、市内の工事業者を中心に、電子入札に参加する上での必要となる認証取得などに関する説明会を開催したところであり、事業者に対する操作研修模擬入札などを行った上で、年明けには工事案件の一部において電子入札を実施していきたいと考えています。市税や国民健康保険料収納対策として、平成17年度からコンビニエンスストアでの収納業務が可能となるよう、現在関係機関と協議を進めています。コンビニエンスストアでの収納が実現しますと、チェーン化されている全国の店舗でも市税等を納付することが可能となり、納税者利便性も向上され、収納率の改善にも寄与するものと考えています。なお、導入のための準備経費として、電算システム改修等に要する経費を補正予算に計上しています。 第2に、人と交流がはぐくまれるまちを目指す学習・交流の関連です。学校図書館蔵書目録電子化事業は、現在各学校で作業が進められています。これにより、市内小中学校49校の蔵書目録を電子化し、備品管理の効率を高めると同時に、児童生徒への貸し出し業務をバーコード処理できることになり、読書活動の状況を把握しながら効果的な読書指導に取り組むことが可能となります。平成17年度全国高校総体については、今年度に中国地方5県で開催された中国04総体でテニス競技の会場となった備前市の実行委員会が柏市を訪れ、11月8日に引き継ぎ式を行いました。備前市長からは、関係書類や激励旗を受け取り、いよいよ本市における開催が近づいてきたことを実感したところです。次に、スポーツを生かしたまちづくりの推進ですが、第10回を数える手賀沼エコマラソンは10月31日に行われました。8,000人を超えるエントリーがあり、ランナーからの人気も常に上位にランクされる大会になりました。市制施行50周年記念事業として、10月6日、ホームタウントークショーを開催しました。JOMOサンフラワーズの選手によるアテネ五輪報告会柏レイソル早野監督による講演会が行われ、会場を訪れた300人を超える市民と一流スポーツ選手が交流の輪を広げたところです。また、柏レイソル10年の歴史やJOMOサンフラワーズの活躍を紹介するホームタウンスポーツパネル展ファミリかしわビル内で開催し、本市におけるスポーツ資源をPRしました。 第3に、活力とにぎわいのあふれるまちを目指す活力・にぎわいの関連です。柏駅周辺中心市街地活性化については、中心市街地活性化基本計画に基づき、にぎわいを創出する取り組みを展開しています。10月には、小柳町上空通路の延伸と柏二番街商店街アーケードの延長が完成し、柏駅南口と東口からの来街者の回遊性が格段に高まりました。また、駅周辺のイメージアップを目的とするイベント事業として、9月19日にはストリートミュージックコンテストが、11月3日にはストリートファッションショーが開催され、中心市街地における商業の一層の活性化に寄与するものと期待を寄せているところです。つくばエクスプレス建設工事は、11月1日現在、駅施設などの建築機械工事電気工事の一部を除き完了しました。既に1都3県全線での走行試験も始まっており、鉄道開業に向け着々と準備が進んでいます。9月11日には、柏の葉キャンパス駅と流山セントラルパーク駅間のレールウオークを行いました。当日は、約1,000人の方に参加をいただき、つくばエクスプレスに対する親しみと理解を深めてもらったところです。また、柏の葉キャンパス駅周辺まちづくりについても、関係地権者の皆さんとまちづくり意見交換会を行っているところです。上利根地区については、懸案であった土地交換について、農業委員会のあっせんにより、柏みらい農場利根ファームが耕作する農地が集団化され、複雑であった権利関係が解消されたところです。現在排水路の整備や整地など暗渠排水整備工事の準備を行っているところですが、用水などの課題についても引き続き利根土地改良区と協議を進めていきます。公設市場長期整備については、市場の持つ意義や必要性、現状と課題を踏まえた市場のあり方と整備の方向性について、公設総合地方卸売市場運営審議会で審議をいただいているところです。年々取扱高が減少し、市場を取り巻く環境も変化していますが、市場は食料品流通の主軸であり、市内の農業や商業、雇用など、経済面での貢献も大きいものがあります。市場の持つ広域的な役割を踏まえ、対処していきたいと考えています。 第4に、自然が身近に感じられるまちを目指す環境共生の関連です。一般廃棄物処理基本計画の改定については、10月27日、廃棄物処理清掃審議会から答申をいただきました。平成17年度からは、改定した計画に基づいて清掃事業を執行していきます。平成17年4月から導入するごみの指定袋制度については、2月の販売開始に向けて準備を進めており、説明会を通して市民の理解と協力を求めているところです。ぽい捨て及び違反ごみ出し防止条例の改正については、廃棄物処理清掃審議会からの答申や市民からの意見をもとに今定例会に議案として提出しています。条例では、市内の環境美化の推進や歩行者等安全確保を図るため、禁煙等強化区域の指定や強化区域内で喫煙した者に対する過料などに関して定めています。第二清掃工場については、プラント機器の設置や外構工事もおおむね完了し、11月9日には火入れ式を行いました。12月には試運転を開始し、焼却炉や灰溶融設備排ガス処理設備などの調整を行いながら本施設の性能を確認した後、施設の引き渡しを受けることになります。運転管理の委託については、10月26日の制限つき一般競争入札の結果、日立造船株式会社が落札しました。今後は、落札者が設立した特別目的法人との間で契約を締結し、平成17年4月からの稼働に向け、教育訓練などの準備が進められます。リフレッシュ拠点周辺道路整備については、第二清掃工場の稼働時までの完成を目指して工事を進めており、千葉県が発注する県道白井・流山線の拡幅整備については、12月から工事に着手される予定です。中原ふれあい防災公園については、平成17年3月の完成を目指し、順調に工事が進捗しています。11月25日には、市制施行50周年記念事業の一環として、桜の記念植樹を行いました。このたび、花野井の故吉田富士子氏の遺言書に基づき、特定遺贈資産として土地約1.8ヘクタールと母屋、書院、長屋門などの建造物を本市に寄贈したい旨の申し出がありました。市としては、建物、庭園、屋敷林などの一体的な保存が可能であること、母屋、書院、長屋門などは建築後200年を経過し、当時の技法を残す歴史的、文化的価値のある建造物であることから、11月20日に遺贈を受け入れました。遺贈に伴う整備や利用方法受け入れ後の市民への開放など、今後の管理運営については、平成17年度に管理運営検討委員会を設置し、さまざまな角度から検討していきます。 第5に、ともに育み、支え合うまちを目指す健康・福祉の関連です。総合的な保健医療福祉施設の整備については、民間資金等の活用による公共施設等整備等の促進に関する法律に基づき、事業概要となる実施方針を策定し、11月9日に公表したところです。現在実施方針に対する民間事業者からの質問等への対応を検討しているところであり、これらを踏まえ、特定事業として選定するかどうかの評価を行った上で、年明けには選定結果を公表する予定です。精神障害者社会復帰施設整備推進については、市内の医療機関が新たに設置した社会福祉法人との間で整備に向けて協議を進めてきました。その結果、平成17年1月に精神障害者通所授産施設精神障害者福祉ホームが開設されることになりました。障害者施設基盤整備が進むことから、市としても期待を寄せているところであり、今後とも支援していきます。少子高齢化社会を迎え、年金の受給手続年金相談などは年々急激に増加しています。これまで市内への社会保険事務所の設置を要望してきましたが、年金相談センターが平成17年2月から柏四丁目のビル内1階に開設されることになりました。各種手続年金相談を市内で行うことが可能となり、柏市民はもちろんのこと、近隣の住民にとっても利便性が向上されることになります。 第6に、快適に住み続けられるまちを目指す定住促進の関連です。南部地域の新しい交通サービスとして、乗り合いタクシー事業の検討を進めていますが、10月24日に住民説明会を開催しました。今後事業者の選定を進めるとともに、住民の要望を踏まえて関係機関との調整を進めていきます。つくばエクスプレスの開業に伴うバスの再編については、身近な交通手段としてのバス交通への関心も高く、パブリックコメントなどを通して非常に多くの意見、要望をいただきました。現在いただいた意見を参考に事業者などと協議を進めていますが、年内には再編案をまとめ、つくばエクスプレスの開業に合わせてバス路線が確保されるよう取り組んでいきます。浸水対策でありますが、永楽台先地域被害解消策として、当該流域上流部での分水を行うため、ひばりが丘、常盤台先における雨水幹線工事を実施します。このため、平成19年度までの3カ年継続事業として、今定例会大津川左岸第3号―4雨水幹線工事に関する議案を提出しています。安全で安心なまちづくりについては、10月23日に安全安心まちづくりキャンペーンを実施しました。当日は、200人以上の参加を得て、子供の安全標語やポスターの入選者の表彰、一日補導や市民パトロールを行いました。本年は、過去最多の台風が上陸し、各地域に甚大な被害を及ぼしました。市では、台風の接近には、職員による配備体制を組み、被害の軽減に努めているところですが、台風22号、23号では、住宅の床上、床下浸水や店舗への浸水、道路冠水倒木等の被害が発生しました。台風の被害復旧対応については、市としても全力を挙げて対処しているところであり、あわせて道路の側溝清掃や消毒、水につかった家財等の処分などを実施しました。また、罹災証明を希望される方には遅滞なく発行できるよう、現地調査事務手続を行いました。10月23日に発生した新潟県中越地震は、多くのとうとい生命を奪うとともに、住民生活に深刻な被害を及ぼしています。被災地の方々には、お見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を願うものであります。市としては、被災地への支援として、新潟県災害対策本部の要請を受け、市消防本部緊急消防援助隊17人と応急危険判定士4人を小千谷市及び越路町へ、職員10人を十日町市へそれぞれ派遣し、支援活動に当たったところです。また、北魚沼郡の旧堀之内町にも毛布などの支援物資を搬送しました。義援金については、10月27日に新潟県災害対策本部へ50万円を送付するとともに、市民からの受け入れについて市役所庁舎内と各近隣センターなどにおいて募金を実施しています。去る11月20日、千葉県知事を初め多くの来賓をお招きし、市制施行50周年の記念式典を行いました。式典においては、さきのアテネパラリンピック車いすテニス競技で金メダルを獲得した齋田悟司選手及び国枝慎吾選手市民特別功労賞を授与するとともに、長年にわたり市政の発展に御尽力いただいた525人の個人と15の団体を市政功労者として顕彰いたしました。また、記念式典の前後に行われたチャレンジゴーゲーム大会と、本市出身高木ブーさんと市立柏高等学校吹奏楽部による記念コンサートにも多数の参加をいただき、市民とともに柏市誕生50周年を祝賀しました。 最後になりましたが、弁護士費用補助金住民訴訟控訴審について、9月15日に東京高等裁判所において原告の主張を認める旨の判決の言い渡しがありました。この判決で、公益上の必要性について間接的かつ抽象的と判断されたことは不満ではありますが、本件は行政、政治などの面から見て、これ以上法廷での争いを継続する意義は乏しいと判断し、上告はしないこととしました。判決が確定した10月1日に判決に従い、その内容を履行しました。また、4月13日に控訴を提起し、柏市議会第2回定例会において専決処分の報告及び承認をいただきました高野台道路用地所有権確認請求控訴事件については、去る11月24日、東京高等裁判所において判決があり、本市の主張が全面的に認容され、原判決が取り消されるとともに、被控訴人の請求が棄却されましたことを報告いたします。以上、前定例会以降の当面する市の課題などについて御報告申し上げました。今後も市勢発展のため鋭意努力していく所存でありますので、議員各位の一層の御指導、御鞭撻をお願い申し上げ、市政報告といたします。(私語する者あり) それでは、一つおわびして訂正をいたします。大津川左岸第3号―4雨水幹線工事について、私は平成19年度までの3カ年と今申し上げましたけれど、平成18年度までの3カ年であります。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第4、議案第1号から第17号までの17議案を議題といたします。          〔末尾参照〕 ○議長(青柳直樹君) 提案理由の説明を求めます。助役、高野晴夫君。          〔助役 高野晴夫君登壇〕 ◎助役(高野晴夫君) ただいま議題となりました17議案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 議案第1号は、柏市出張所条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、沼南町との合併等に伴い、沼南支所を設置し、及び出張所を追加しようとするものでございます。議案第2号は、柏市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、沼南町との合併に伴い、職員の定数を改めようとするものでございます。議案第3号は、柏市福祉手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、福祉手当の支給対象者及び支給額を改めようとするものでございます。議案第4号は、柏市ぽい捨て及び違反ごみ出し防止条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、環境の美化の推進及び歩行者等の安全の確保を図るため、路上等喫煙を禁止するとともに、喫煙等強化区域内において、ぽい捨てまたは路上等喫煙をした者に対して過料を科すこととしようとするものでございます。議案第5号は、工事の請負契約の締結についてでございまして、大津川左岸第3号―4雨水幹線の整備を行うため、2億2,312万5,000円をもって永和建設株式会社と契約を締結しようとするものでございます。議案第6号は、示談の締結及び損害賠償の額の決定についてでございまして、平成16年5月5日に市道上で発生した事故について、相手方との協議が調ったため、示談を締結し、及び損害賠償の額を定めようとするものでございます。 議案第7号は、柏市・沼南町合併協議会の廃止についてでございまして、沼南町との協議により、平成17年3月27日をもって柏市・沼南町合併協議会を廃止しようとするものでございます。議案第8号は、東葛中部地区総合開発事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び東葛中部地区総合開発事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでございまして、平成17年3月27日をもって東葛飾郡沼南町を東葛中部地区総合開発事務組合を組織する地方公共団体から除くこと及び東葛中部地区総合開発事務組合規約の一部を改正する規約を制定することについて、関係地方公共団体と協議しようとするものでございます。議案第9号は、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでございまして、平成17年2月10日をもって鴨川市、安房郡天津小湊町及び長狭地区衛生組合を千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体から除くこと並びに同月11日から鴨川市を千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体に加えること並びに千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約を制定することについて、関係地方公共団体と協議しようとするものでございます。議案第10号は、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでございまして、平成17年3月27日をもって東葛飾郡沼南町を千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体から除くこと及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約を制定することについて、関係地方公共団体と協議しようとするものでございます。議案第11号は、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少に伴う財産処分に関する協議についてでございまして、柏市と東葛飾郡沼南町の配置分合による東葛飾郡沼南町の廃止に伴う財産処分について、関係地方公共団体と協議しようとするものでございます。議案第12号は、北千葉広域水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少及び北千葉広域水道企業団規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでございまして、平成17年3月27日をもって東葛飾郡沼南町を北千葉広域水道企業団を組織する地方公共団体から除くこと及び北千葉広域水道企業団規約の一部を改正する規約を制定することについて、関係地方公共団体と協議しようとするものでございます。議案第13号は、千葉県自治センターを組織する地方公共団体の数の減少に関する協議についてでございまして、平成17年2月10日をもって鴨川市及び安房郡天津小湊町を千葉県自治センターを組織する地方公共団体から除くこと並びに同月11日から鴨川市を千葉県自治センターを組織する地方公共団体に加えることについて、関係地方公共団体と協議しようとするものでございます。議案第14号は、千葉県自治センターを組織する地方公共団体の数の減少に関する協議についてでございまして、平成17年3月27日をもって東葛飾郡沼南町を千葉県自治センターを組織する地方公共団体から除くことについて、関係地方公共団体と協議しようとするものでございます。議案第15号は、沼南・白井・鎌ケ谷環境衛生組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでございまして、沼南・白井・鎌ケ谷環境衛生組合規約の一部を改正する規約を制定することについて、関係地方公共団体と協議しようとするものでございます。 議案第16号は、平成16年度柏市一般会計補正予算についてでございまして、歳入歳出にそれぞれ2億7,700万円を増額し、総額を966億6,600万円に補正しようとするものでございます。主な内容といたしましては、歳入では国庫支出金で1億5,550万円、県支出金で2,500万円、繰越金で9,650万円をそれぞれ増額しようとするものでございます。歳出では、庁舎内改修等工事等、沼南町との合併に伴う準備経費について合計約3,450万円を増額します。このほか総務費では、コンビニでの各種市税の収納準備経費で約940万円、柏駅行政サービスセンター整備事業で約650万円をそれぞれ増額します。民生費では、障害者居宅生活支援事業で1億円、国民健康保険事業特別会計繰出金で約180万円、生活保護費で1億7,400万円をそれぞれ増額し、障害者施設訓練等支援事業で5,000万円を減額します。また、大津川左岸第3号―4雨水幹線整備事業の継続費の変更を行います。議案第17号は、平成16年度柏市国民健康保険事業特別会計補正予算についてでございまして、歳入歳出にそれぞれ約370万円を増額し、総額を約242億6,370万円に補正しようとするものでございます。主な内容といたしましては、歳入では県支出金で約185万円、繰入金で約185万円をそれぞれ増額し、歳出では総務費でコンビニでの保険料の収納準備経費で約370万円を増額しようとするものでございます。以上、提案理由を御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、御賛同賜りたくお願い申し上げます。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第5、休会に関する件を議題といたします。 お諮りいたします。 明27日から12月1日までの5日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 ○議長(青柳直樹君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次の本会議は来る12月2日、定刻より開きます。 本日はこれにて散会いたします。             午後 2時45分散会...